思考ゲームの例

※左 から「はさみ五目並べ」「立体四目並べ」「栗拾い競争」の思考ゲーム

 23日の東奥日報に本学科の苫米地教授の記事が掲載されました。記事は東奥日報が企画している青森県や青森県立地の各研究機関、大学などが有するシーズを総合的に発信する「あおもり一押し技術シーズ」の中のひとつで、「創作ゲームで脳を鍛える」と題して「はさみ五目並べ」「立体四目並べ」「栗(くり)拾い競争」など、苫米地研究室で研究している思考ゲームが小・中・高・大の若者から高齢者までの脳を鍛える手段として有効であることが記載されています。

東奥日報の記事
  http://www.toonippo.co.jp/kikaku/ichioshi/0823b.html

xna

 Microsoft社が提供する開発ツール、「XNA Game Studio Express」を導入しました。
 このツールは、Windows用に作ったゲームが、プログラムをほとんど変更せずにXbox360用のゲームとして動かすことができるというものです。

 本学科では、プログラミングだけではなく、コンピュータグラフィックス制作、企画など様々なコンテンツの制作を授業に取り入れ、教育・研究の一環として実際のゲーム制作を学習します。

八戸鴎盟大学のIT講座

 8月2日〜3日システム情報工学科では、八戸鴎盟大学向けにIT講座を開催した。平均年齢が70歳という地域のお年寄りが集う勉強会で、教員の指導だけでなく学生たちもサポートした。
 今回の講座では、①WWW情報検索と②電子メールをマスターすることを目標にした。キーボードやマウスの操作方法から始まったが、自分のファイルに好きな画像を貼り付けてコメントを付けたり、Eメールのアドレスを取得してメール交換するところまで、ともかく全員が習得できたことは立派であった。
 パソコンに初めて触れる方々が多数おられたが、受講後には『インターネットがこんなに役立つもので、そして楽しいものであることが良く分かりました。パソコンを購入してこれからやってみます。』との感想も聞かれた。

※八戸鴎盟大学:高齢者の学習活動を支援するため八戸市が運営する団体

情報専門ゼミナールの発表会

 7月25日から行われていた前期定期試験の最終日7月31日(火)に4年生の情報専門ゼミナールの発表会が行われました。この講義は、エンジニアリングデザイン能力の育成を目指してある課題に対する解決策を提案し、それをこれまで培ってきたIT技術(動画コンテンツ作成など)を用いて解決するものです。学生たちは半年間でテーマや問題点の抽出、解決策の提案やコンテンツ作成を行いその成果を発表しました。それぞれ個性的なコンテンツを作成しており、優秀なコンテンツには聴講している学生たちから拍手が送られていました。

第33回少林寺拳法青森県大会 

 7月16日(月)、第33回少林寺拳法青森県大会が青い森アリーナで開催され、システム情報工学科1年の堀子あゆみさん(写真:向かって右)が一般女子段外の部で見事な優勝を飾りました。
 少林寺拳法全国大会が始まって60周年という節目にあたることもあって、今年の青森県大会はこれまでにも増して盛況でした。一段とピリピリした雰囲気のなかで新入生ながら初めての公式大会で優勝を勝ち取ったことは快挙といえます。情報系の学生というと、コンピュータにただ向かっているだけというイメージがあるが、こうした女性の活躍で払拭されることでしょう。

BBQ 

 7月6日(金)、各研究室の室長たちが中心となって企画・準備したシステム情報工学科4年生のバーベキュー大会が第一運動公園キャンプ場において行われました。参加者は100名近い人数となり、利用施設の手続きから参加費の徴収や物品の購入・管理など大変な仕事量でしたが、他の4年生と協力し合い開催に漕ぎ着けました。まとめ役の高橋直君は「規模が大きく大変だったがやりがいがあった。次回はスポーツ大会を企画したい。」と次回に向けて抱負を語っていました。

北高SSH

 6月30日(土)、八戸北高の1年生・40名が、システム情報工学科で情報工学を実習しました。これは、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)教育の一環で実施されたものです。本学科の4年生5名がTA(ティーチングアシスタント)として指導にあたりました。実習内容として、OSのインストールとパケットの解析、さらにはFlashを用いた創作ゲームの開発を体験しました。また、実習の合間には情報棟ハイビジョンシアターでCGコンテンツ作品を鑑賞して楽しみました。

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 6月29日(金)、システム情報工学科とソフトウエア関連企業との情報教育懇談会が八戸市内のホテルで開催された。この会議は、情報通信技術に関する大学の教育方法を考える場として、毎年本学科が主催して開いているものである。今回は、八戸市および青森市の企業6社に集まって頂いた。話題の中心は、「将来のシステムエンジニア(SE)を育成するには、大学教育はどうあるべきか。」であった。本学科教員と企業の方々との議論の中で、企業側から、次のような教育方法が提案された。
  ・「講義ではなく、行動する力を育成すること」
  ・「ビジョン(仮説を立てて検証するプロセス)を構築させること」
  ・「仕様からデバッグまで一連のサイクルを経験させること」
  ・「何人かでデザインレヴューをさせること」
  ・「要約文章を書かせること」
  ・「振り返りをさせる(良かった点・悪かった点・次にトライする点を明らかにする)」
  ・「ディベーティング教育の機会を作る」
 本学科では、この結果を受けて、今後さらに検討を深め、教育カリキュラムの改善に繋げていきたいと考えている。

JGN2 - ICT Fair 2007

 6月26日、「ICT推進フェア 2007 in 東北」が開催されました。その様子は、研究開発テストベッッドネットワーク(JGNII)を通して配信され、本学ではシステム情報工学科のハイビジョンシアターで受信されました。今回のフェアの目的は、最新ネットワークを利用したコンテンツ流通の促進と次世代コンテンツクリエータの育成です。講演の中では、学生が制作した「早口ことば」の動画コンテンツが紹介され、このネットワークがコンテンツの評価に利用可能であるという印象を受けました。映像はDVTSという方式で送られており、ハイビジョン画質ではないが見た目には十分でした。写真は仙台の本会場の様子を本学のハイビジョンで表示したものです。

鈴木君

6月3日、第四十回少林寺拳法東北学生大会が仙台市内で開催され、男子段外の部でシステム情報工学科の鈴木智博君(3年)が銅メダル(優良賞)を獲得した。鈴木君は本学感性デザイン学科の森谷江里佳さんとのペアで組演武に出場し、20組の強豪が競い合うなかでの見事な成績である。『順番が一番目の演武だったので緊張した。思いのほか高い得点が出て会場がどよめいたのが嬉しかった。』(鈴木君)