平成20年度あおもりOSS中核人材育成事業で進めている題記講座(第5日目)が、8月26日(火)、行われました。今日は、ICカードシステムを構築する上で必要となるOSS(オープンソースソフトウェア)のPHP、PostgreSQLなどの技術的事項についての追加講義が行われました。
■主な講義内容
- HTML
- JavaScript
- PHP(PHP: Hypertext Preprocessor)
- PostgreSQL
- リレーショナルデータベース(RDB)
- SQL文
8月26日(火)、八戸工業大学第一高等学校の一年生の見学会が行われ、約300名の生徒が各学科や学生食堂などの大学の施設を見学しました。本学科には情報電気科の生徒約120名と機械科の生徒約35名が訪れ、XBOX360などのゲームを作成するメディアラボや制作した映像作品を評価するための103インチのハイビジョンシアターなどの学科施設、学生が制作した3DCG作品などを見学していました。
8月3日(日)、レクリエーション&バーベキュー大会がシステム情報工学科 4年生 主動で行われました。昨年と異なり、今年は午後にレクリエーションとしてソフトボールを行い、夕方から第一運動公園キャンプ場にてバーベキューを行いました。ソフトボール大会には4チームが参加し、優勝チームには花火やビール券などが贈られていました。
平成20年度あおもりOSS中核人材育成事業で進めている題記講座(第3日目)が、8月1日(金)、行われました。この日は前回までに作成した手書きのサービス仕様と画面イメージを基に仕様書(システム提案書)を作成しました。参加している学生達は仕様書がある程度完成したらクライアント役の講師や教員にレビュー(論評、仕様書の評価)してもらい仕様書の完成度を高めていました。
<仕様書の作成>
<仕様書のレビュー>
<作成中の仕様書>
7月29日(火)、平成20年度の情報専門ゼミナールの発表会が行われました。この講義は、これまで習得してきた技術や知識を活用し、必ずしも解が一つでない課題(地域社会での問題)に対して実現可能な解を見つけ出していく能力(エンジニアリングデザイン能力)を習得することを目的とするものです。学生は半年かけて作成した映像やWebコンテンツなどの作品を発表し、活発に意見交換を行っていました。
写真は、システム情報工学専門棟4階の103インチのプラズマディスプレイを備えたハイビジョンシアターでの発表の様子です。
平成20年度あおもりOSS中核人材育成事業で進めている題記講座(第2日目)が、7月17日(木)、行われました。この日の課題は、サービス仕様と画面イメージの決定です。サービス仕様の決定では、要求仕様から必要となる機能をリストアップして段階的に詳細化し、機能間の整合性検討も行います。さらに、要求仕様の不足している部分は依頼者(講師)へのヒアリング・提案・確認を行い具体化していきます。また、画面イメージの決定では、実現する機能に合わせて、メインメニュー画面・サブメニュー画面・個別機能画面などの画面構成(メニュー構成)や画面の流れとなる画面遷移を決めます。個別機能の画面動作イメージは、実現する機能に合わせて以下のような事項を決定します。
- 入力する情報(IDなどの個人情報、追加金額など)
- 出力する情報(支払い金額、残高など)
- 内部処理(引き渡すデータなど)
受講生は、要求仕様という制限があるものの自由な発想の基にシステムを考え出すことができるため、様々な意見を出し合い活発に議論していました。また、依頼者役の講師へ自分たちが考え出したシステムについての説明や提案なども熱心に行っていました。
7月12日(土)、第55回大バドミントン大会が開催されました。この大会は昨年まで本学科に所属していた尾﨑康弘先生が会長を務める八工大バドミントン愛好会が主催する大会で毎年2回春と秋に行われています。今回の大会は40名近い参加者があり、システム情報工学科の学生も多数参加して楽しんでいました。また、大会後は恒例のビンゴ大会を行い、USBメモリやハンディー掃除機、ポケット体脂肪計などの景品を目指して奮闘していました。
<試合>
<ビンゴ大会>
7月10日(木)、あおもりOSS中核人材育成事業の第一日目が開催され、ガイダンス、ソフトウェア開発工程の説明、要求仕様の説明、システム要件の検討が行われました。
- ガイダンス
- 演習内容の説明、作成するプログラムの説明
- 作成環境についての説明
- ソフトウェア開発工程の説明
- ウォータフォール型開発における標準的な開発工程についての説明
- 組込みシステム開発の基本的事項の説明
- 要求仕様の説明
- プリペイドカード形式
- カルテカード形式
- システム仕様の検討