卒業研修論文の提出が終わった2月18日(水)、システム情報工学科4年生のレクリエーションとしてバドミントン大会を本学の体育館で行いました。30名程度の4年生・教員が参加し、残り少ない大学生活を楽しんでいました。



 2月10日(火)、平成20年度 卒業研修発表会が開催されました。システム情報工学科4年生が4月からの研究成果をまとめて発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。

 TV東京で放映されているワールドビジネスサテライトの「トレンドたまご」というコーナーで本学科の小坂谷教授のエレクトリック三味線と自動採譜装置が1月13日(火)に紹介されました。これらは、主にクチ伝えで継承されている津軽三味線のような伝統音楽を次世代の演奏者に正確に伝え、保存することを目的とした音楽を演奏すると譜面に自動的に変換するシステムです。これによって、伝統音楽の保存等に役立つ他、音楽の知識が無い素人も簡単に作曲することが可能になります。今後は、和楽器の譜面保存を中心に、1~2年後の実用化を目指して日々研究を進めています。

TV東京-ワールドビジネスサテライト-トレンドたまご「弾けば音譜に!」
 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2009/01/tt-47.html

 大学が設立されて間もない頃から33年間にわたって活躍された清野大樹教授が定年を迎えることになり、1月21日(水)に「清野大樹教授最終講義および囲む会」として最終講義と囲む会を開催しました。最終講義では、システム情報工学科の学生を中心に全学から数百人の学生、教職員が聴講し、清野教授は「カルノーの原理と科学・技術」と題して、カルノーの原理はいかにし求められたのかなどについて講義を行いました。



<クリックすると拡大写真が表示されます>

 本学科では、『組込みソフトウェア技術(ET)』を競うETロボコンに、今年度より参戦しています。来年度からの本格参戦に向けて、この度学科内に公式大会と同じテストコースを新設しました。このテストコースの完成を記念し、12月19日(金)に第1回ETロボコンin八戸工大を開催しました。
 今回は、『ETロボコンを題材としたソフトウェア開発』を卒業研修のテーマとする本学科の4年生5名が、コンテスト(タイムレース)に挑戦しました。公式大会(2回の合計タイム)とは異なるベストタイム形式(走行回数・コースの制限なし)でレースを行った結果、上位2名が10秒以内、4位までが30秒以内という、全国大会レベルの熱戦を展開しました(詳細は下表参照)。また会場には多くの方が見学に訪れました。
 今後も定期的に、また学外からの参加者も募りながら、開催する予定です。興味のある方は、お気軽に本学科までご連絡下さい。
・ETロボコンへのリンク:http://www.etrobo.jp/

<レース結果>
順位 氏 名 ベストタイム(秒)
1 平藤 拓磨 -3.7
2 遠藤 慎太朗 4.9
3 畠山 和人 25.7
4 葛西 友哉 26.1
5 小川 尚之 51.0

<テストコースとレース参加学生>

 12月18日,19日の二日間、平成20年度第2回学生と企業との懇談会が開催されました。懇談会には地元優良企業はもちろん全国各地から一日目163社、二日目155社の合計318社が参加しました。また、この318社中、今年度(平成21年3月)卒業の4年生向けの求人を行っている企業が116社ありました。懇談会では、就職活動が本格化してきた3年生を中心に4年生や大学院生も興味のある企業を回って熱心に話を聞いていました。


 平成20年度あおもりOSS中核人材育成事業で進めている題記講座の発表会が、12月5日(金)、行われました。発表会は、始めに制作したシステムの見学を行い、その後発表会場にてチーム毎に自分たちのシステムの特徴や苦労した点、勉強になった点などについて発表しました。発表後は、見学に来ていた他大学の教員や企業の人の質問に対して自分たちの考えを答えていました。学生たちは、普段の講義では学びにくい上流工程(提案、設計)から試験・評価までを通して学び、一つのシステムを完成させることで貴重な体験ができ自信がついたと話していました。
 なお、本講座内容は来年度からシステム情報コースの3年生の実験に組み込んで行うことが決定しています。


<制作したシステムの見学>

<各チームによる発表>

<質疑応答>

 12月1日、AVホールにおいて、本学科の小坂谷壽一教授が担当するシステム情報工学科1年の情報学概論、同3年のパターン情報処理を受講する学生約120名を対象に、エレキ三味線と自動採譜装置の紹介と実際にその装置を使ってライブ演奏を行なった。
 演奏者は、元東京音楽大学講師の佐藤純さんでキーボードとボーカルを担当し、一方ウルスラ学院講師の斉藤香織さんがバイオリンを担当した。お二人は、ジャズ、クラシック、民謡、J-ポップと多岐に亘る演奏を披露した。途中、小坂谷教授がPPTで研究紹介しながら、津軽三味線からエレキ三味線(サンプル品)に持ち替えて宮城県民謡「さんさ時雨」~「スモーキングブギ」~「リベルタンゴ」を披露した。「リベルタンゴ」では最初バイオリンとピアノで「正調リベルタンゴ」を演奏し、次にエレキ三味線、ピアノ及びリズムボックス(コンピュータで予めドラム音を入力して再生)を使用して「津軽三味線風リベルタンゴ」を演奏した。この初めて(同一曲を楽器を変えての比較演奏)の試みに学生達は満足した様子で、終了後のアンケート結果も概ね好評だった。
 今回、感性デザイン学科の関川浩志先生と同研究室所属の学生が手作りの照明を舞台上にアレンジし、演奏曲の曲想や雰囲気に合わせて照明の色や動画の背景色を効果的に変えた。この結果「音と色彩のコラボ」が実現し、聴衆は一層の感動を覚えた事は想像に難くない。
 小坂谷教授は、「自動採譜装置」に使用するエレキ三味線(スケルトン仕様)を、「次回以降完成状況を見て披露したい。」と話している。



 11月21日(金)に平成20年度 卒業研修中間発表会が開催されました。卒業研修は、4年生が1年間かけて一つのテーマについて研究し、それらをまとめて卒業論文を作成する講義です。当日は、就職活動中の学生を除いたシステム情報工学科4年生76名が4月からの研究成果を発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。


 11月15日(土)、第56回大バドミントン大会が開催されました。この大会は昨年まで本学科に所属していた尾﨑康弘先生が会長を務める八工大バドミントン愛好会が主催する大会で毎年2回春と秋に行われています。今回の大会も30名を超える参加者があり、システム情報工学科の学生も1年生から4年生まで多数参加して楽しんでいました。また、大会後は恒例のビンゴ大会を行い、USBメモリやUSBスピーカー、文房具などの景品を目指して奮闘していました。


<競技中の様子>

<競技後のビンゴ大会>