12月15日(火)、八戸工業大学 メディアセンター において、情報処理学会東北支部 第2回研究会が開催されました。この研究会は、本学と弘前大学の3教育機関で交互に開かれているものです。今年は、14件の発表があり、システム情報工学科からは4年生の小向大輝君、木戸口孝人君、高橋潤君、小向省吾君、木村翼君の5人が発表しました。
mediacenter
IPSJ

12月1日に行われた自動採譜装置の実演の様子が12月2日18時15分頃のNHK「あっぷるワイド」にて放映されました。また、12月4日には「伝統音楽楽しみ最先端技術体験」と題してデーリー東北に掲載されました。
デーリー東北記事(自動採譜)

 ※デーリー東北 2009年12月4日15面掲載

 システム情報工学科の小坂谷壽一教授が、「伝統音楽保存用自動採譜装置」と題し、12月1日に本学本館2FのAVホールにて講演と装置を使った実演を行いました。当日は、NHK収録とデイリー東北の取材があり、聴講学生約150名は、講演及び講演者(バイオリニストの沖増菜摘さん、歌手のサライじゅんさん)の生演奏(バイオリン、三味線、ボーカル&ピアノ)も合わせて堪能しました。
自動採譜装置実演
演奏風景①

 11月7日(土)、第58回大バドミントン大会が開催されました。この大会は一昨年まで本学科に所属していた尾﨑康弘先生が会長を務める八工大バドミントン愛好会が主催する大会で毎年2回春と秋に行われています。今回の大会も学内外から40名近い参加者があり、システム情報工学科の学生も多数参加して楽しんでいました。また、大会後は恒例のビンゴ大会を行い、カップラーメン一箱やUSBスピーカー、文具などの景品を目指して奮闘していました。
badminton1
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 10月29日(木)に平成21年度 卒業研修中間発表会が開催されました。卒業研修は、4年生が1年間かけて一つのテーマについて研究し、それらをまとめて卒業論文を作成する講義です。当日は、就職活動中の学生を除いたシステム情報工学科4年生が4月からの研究成果を発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。

H21年度中間発表会

 10月18日(日)、情報処理推進機構(IPA)のITパスポート試験や基本情報技術者試験などにチャレンジする学生55名が受験場のある青森市へ学科でチャータしたバスに乗って朝6時20分に出発しました。本学科では、基本情報技術者試験の午前試験免除制度や情報ネットワーク技術者(CCNA)のシスコネットワーキングアカデミー、またCCNAなどのベンダー資格試験を受験できるピアソンVUEテストセンターなど資格取得教育に力を入れています。その結果、基本情報技術者試験はもとより、さらに上位のソフトウェア開発技術者、テクニカルエンジニア(ネットワーク)、CCNAなどの資格を取得した学生達もいます。試験終了後、参加した学生達は長いものでは5時間に及ぶ試験時間に疲れていたようですが、試験勉強から解放されて皆晴々とした表情をしていました。
2009IPA-bus

 10月10日~12日、むつ市克雪ドームにて、第1回むつデジタル映像フェスティバルが開催されました。このイベントは、デジタル映像づくりを志す東北地方の学生クリエイターを対象とするイベントで、JAPAN国際コンテンツフェスティバルのパートナーイベント認定の大会でもあります。イベント会場では、1次選抜で厳選された51点の作品が上映されました。11日の表彰式では、平成19年度の栗原研究室(阿部大輔、工藤隆史、小村裕樹ほか)で創作した「人間失格」が審査員の事前選抜で奨励賞、そして当日の来場者による投票(1作品のみ)で市民賞を受賞し、代表して守屋勇輝(大学院2年)が表彰を受けました。

  •  この作品は太宰治の同名小説をモチーフに、ひとりの学生が自信を失い生き様にもがくなかで、他人に喜んでもらえた小さな出来事を偶然に体験したことで、仄かな道標と希望を感じとるというドラマです。

会場

表彰式

受賞した守屋君

 システム情報工学科では、学内のみを対象としていたテストセンターを学外に向けて開放し、在学生だけでなく卒業生も受験できるサービスを開始しました。これにより、八戸近隣に勤めている卒業生は仙台まで受験しに行く必要が無くなり、4年間学んだ環境でリラックスして受験することができるようになります。
 テストセンターの利用や受験に関するお問い合わせ・受験申込は、下記メールアドレスまでご連絡ください。

  • 受付担当:小玉(システム情報工学科 講師)
  •   主な受験可能資格
    • シスコシステムズ認定試験(CCENT、CCNAなど)
    • オラクル認定試験(ORACLE MASTER Bronzeなど)
    • アドビ認定エキスパート認定試験(Adobe® Photoshop CS4 ACEなど)
    • CompTIA認定試験(CompTIA A+ Essentialsなど)
    • Linux Professional Institute認定試験(LPIC Level 1など)
    • MySQL認定試験(Certified MySQL Associateなど)
    • PostgreSQL技術者認定試験(PostgreSQL CE 8 Silverなど)
    • VMware認定試験(VCP4 Certificationなど)
    • Zend PHP認定資格(Zend PHP 5 Certificationなど)
    • など
  • ピアソンVUE Webページ

※なお、本テストセンターは非公開テストセンターです。ピアソンVUEのWebページからオンライン登録はできません。

 今年夏、本学科に開設されたピアソンVUEテストセンターで受験した第1号の合格者が誕生しました。合格者はシステム情報工学科4年の和田圭史君で、ネットワーク関連資格のシスコ技術者認定CCENTに合格しました。和田君は、本学科のシスコネットワーキングアカデミーを修了しており、バウチャー(受験料62.5%割引)を取得しての受験となりました。受験後には、今後もCCNAやCCNPなどの上位資格や卒研などで利用するLPIC(Linux関連資格)などの資格にも挑戦していきたいと話していました。
CCENT-No1

 システム情報工学科では、経済産業省認定の「国家試験」である「基本情報技術者試験」(以下、基本情報)の午前試験が免除される講座の認定を受け、9月より2009年度入学生向けの講座を開設します。対象の科目を受講した後、修了試験に合格することで基本情報の午前試験が1年間免除されます。
 基本情報の試験では午前と午後で出題内容や形式が大きく異なるため、午前試験が免除されると受験者は午後試験の勉強のみに集中できるようになります。この講座を利用して、今まで以上に基本情報の資格取得者を輩出することが期待されます。

午前試験免除講座対象科目の「情報工学概論」
午前試験免除講座対象科目の「情報工学概論」