本学科の3年生3名(佐賀圭太君、寺澤郁君、廣島一希君)が、3月2日(火)に青森市内で開催された「あおもりユビキタス系養成事業」の最終報告会で研究発表を行い、終了後には三村青森県知事より「あおもりユビキタスフェロー」の認定を受けました。
 「あおもりユビキタス系養成事業」は、青森県が抱える地域課題等についてICT(情報通信技術)を活用した解決策(ビジネスモデルや技術・システム等)を調査研究し、その成果を発表するという青森県の事業で、今年度より始まりました。本学科の学生は「県内の情報を効果的に伝えるWebサイトと発信法の提案」というテーマで、これまで調査研究や企業視察等を行い、その成果を今回の最終報告会で発表しました。
 この事業には電子知能システム学科(4名)と感性デザイン学科(3名)の学生も参加しており、本学全体では10名の学生が「あおもりユビキタスフェロー」の認定を受けました。


<あおもりユビキタスフェローの認定を受けた3名>


<最終報告会での研究発表の様子>

 平成21年度卒業生(現4年生)一同が卒業記念品として絵画を寄贈することになり、学科の教室や廊下への設置が完了しました。寄贈される絵画は、ほしのごう作「自然の王国で」です。記念品を寄贈した齋藤真人君を始めとする担当者は、初めての経験に悪戦苦闘しながらも何度も地元の画廊へ通い設置することができました。

 2月19日(金)、八戸シーガルビューホテルにて平成21年度八戸工業大学課外活動表彰伝達式が行われました。団体の部では、I科3年生佐賀圭太君が代表として優秀賞と父兄後援会会長賞をダブル受賞した「映像研究部」を始め体育会・文化会合わせて9団体が表彰されました。また、個人の部では以下のI科学生13名を含む体育会62名、文化会35名が受賞し、学友会などの役員を務めた学生には特別賞が授与されました。
 なお、「映像研究部」は、昨年11月28日にウェルサンピア八戸で行われた市制施行80周年記念事業の「協働のまちづくり研修会スペシャル」においてドキュメンタリー映画「新井田城まつり」を上映し好評を得ています。

  • 体育会
    • 優秀選手賞
      • 本田 翔悟(I科1年 卓球部)
    • 敢闘賞
      • 崩 孝介(I科3年 サンボ部)
      • 堀子 あゆみ(I科3年 少林寺拳法部)
    • 新人賞
      • 奈良 和紀(I科1年 硬式野球部)
    • 努力賞
      • 田中 伸弥(I科4年 男子硬式庭球部)
  • 文化会
    • 優秀賞
      • 佐賀 圭太(I科3年 映像研究部)
    • リーダーシップ賞
      • 武田 智嘉(I科3年 吹奏楽部)
    • 努力賞
      • 齋藤 真人(I科4年 ボランティア愛好会)
      • 阿部 一基(I科4年 ウォーキングアドベンチャークラブ愛好会)
      • 松橋 友香(I科4年 吹奏楽部)
      • 三浦 貴浩(I科4年 吹奏楽部)
      • 棟方 愛理(I科4年 吹奏楽部)
      • 川口 由貴(I科4年 美術研究部)
  • 特別賞(体育会)
    • 田中 伸弥(I科4年)

 今年度からシステム情報工学科で開設しているピアソンVUEテストセンターを利用した資格試験の合格者が続々と誕生しています。2月に入って3年生の東森亮憲君(八戸工大一高出身)がシスコ技術者認定のエントリ資格のCCENTに合格、4年生の和田圭史君(七戸高出身)がCCENTの上位資格のCCNAにそれぞれ合格しました。

 2月12日(金)、平成21年度 卒業研修発表会が開催されました。システム情報工学科4年生が4月からの研究成果をまとめて発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。
発表の様子
B会場集合写真

 大学設立当初から今日に至る長きにわたって活躍された苫米地宣裕教授が退職されることになり、1月19日(火)に「苫米地宣裕教授最終講義および囲む会」を開催しました。最終講義では、システム情報工学科の学生を中心に教職員や学外から駆け付けたOBが聴講し、苫米地教授は「ゲームとロボット」と題して講義を行いました。



 システム情報工学科の設立10周年を記念して、1月13日(水)にシステム情報工学科 設立10周年記念 学術講演会が開催されました。システム情報工学科は、1999年4月に設立され2006年の2コース制の導入を経て、これまで579名が卒業し社会で活躍しています。学術講演会では、始めに栗原伸夫学科長がシステム情報工学科の沿革などについて説明を行い、その後講師に電気通信大学教授の新誠一氏をお招きして、「制御屋から見た組込み技術」という演題で講演を行いました。新誠一氏は、組込み技術の歴史やモノづくりの考え方などを中心に「君達は活躍するチャンスを手に入れた。それを生かすかどうかは君達次第だ。」と話され、出席した学生達を叱咤激励されていました。

演題:「制御屋から見た組込み技術」~組込み技術をソフト屋から取り戻せ~
講師:電気通信大学 システム工学科 教授 新 誠一 氏
主催:青森県 商工労働部、社団法人 情報処理学会東北支部、八戸工業大学 工学部 システム情報工学科
後援:財団法人 青森県工業技術教育振興会

 昨年10月に行われた秋季 情報処理技術者試験において、システム情報工学科2年 吉岡祐介 君が難関の応用情報技術者試験に合格しました。応用情報技術者試験は、ITパスポート試験、基本情報技術者試験の上位に位置し、合格率21.4%、平均年齢29.0歳の高難易度の試験です。

 12月17日,18日の二日間、平成21年度第2回学生と企業との就職懇談会が開催されました。懇談会には地元企業はもちろん全国各地から計232社が参加しました。懇談会では、就職活動が本格化してきた3年生を中心に4年生や大学院生も興味のある企業を回って熱心に話を聞いていました。
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 昨年に引き続き、12月16日(水)に第2回ETロボコンin八戸工大を開催しました。
 『ETロボコン用のソフトウェア開発』を卒業研修のテーマとする本学科の4年生6名が、このコンテスト(タイムレース)に挑戦しました。公式大会(2回の合計タイム)とは異なるベストタイム形式(走行回数・コースの制限なし)で走行競技を行った結果、NXT部門の2名が-30秒未満、RCX部門は全員が10秒未満という、全国大会レベルの熱戦を展開しました(結果は下表参照)。また会場には多くの学生が見学に訪れました。

<NXT部門 走行競技結果>
順位 氏 名 ベストタイム(秒)
1 伊藤 貴紘 -37.4
2 中村 健志 -31.0
3 稲森 祥子 記録なし

<RCX部門 走行競技結果>
順位 氏 名 ベストタイム(秒)
1 水島 大地 0.1
2 佐藤 史也 0.8
3 阿部 一基 9.5