2月20日,21日の二日間、平成24年度「第4回学生と企業との就職懇談会」が八戸工業大学体育館にて開催されました。懇談会には地元企業はもちろん全国各地から計134社が参加しました。学生達は、就職活動が本格化している3年生を中心に4年生や大学院生も興味のある企業を回って熱心に話を聞いていました。
2月11日(月)に、八戸ポータルミュージアム「はっち」の開館2周年を記念して「はっち流騎馬打毬」が開催されました。「はっち流騎馬打毬」は、八戸の伝統古武芸「加賀美流騎馬打毬」と八戸で盛んな「ロボットコンテスト」を融合させたアートプロジェクトで、山口研究室では卒業研究の一環として大会運営用のロボットやシステムの開発に携わりました。
加賀美流騎馬打毬で毬を運ぶ子供(毬童子)を模した「毬童子ロボット」
(毬童子の顔や衣装はアーティストKOSUGE1-16が作成)
ゴールした毬の色を区別して得点情報をPCへ送る「点数判定ロボット」
点数判定ロボットから受け取った得点情報をリアルタイムで集計・表示するソフトウェアの実行画面(例)
2月6日(水)、平成24年度 卒業研修発表会がシステム情報工学専門棟の2つの会場に分かれて開催されました。発表会では、システム情報工学科4年生が4月からの研究成果をまとめて発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。
発表の様子
A会場記念写真
昨年10月に行われた秋季 情報処理技術者試験において、システム情報工学科3年 沼山 廉 君(八戸工業高校出身)が難関の応用情報技術者試験に合格しました。応用情報技術者試験は、ITパスポート試験、基本情報技術者試験の上位(レベル3)に位置し、合格率20.5%、平均年 齢28.5歳の高難易度の試験です。
1月17日(木)、平成24年度の情報専門ゼミナール発表会(3年生)が行われました。この講義は、これまで習得してきた技術や知識を活用し、必ずしも解が一つでない課題(地域社会などでの問題)に対して実現可能な解を見つけ出していく能力(エンジニアリングデザイン能力)を習得することを目的とするものです。学生は半年かけて作成した映像やプログラム、Webコンテンツなどの作品を発表し、活発に意見交換を行いました。
12月20日(木)、小坂谷壽一教授による合同授業が実施され、システム情報工学科1,2年生約140名が受講した。授業のテーマ「電子楽譜(ひょうたんから駒!)」で、この装置が出来上がるきっかけから応用展開に至るまで、エピソードを交えて紹介した。特に締めの言葉の「偶然は必然なり!」、「自分の可能性に自ら蓋をするな!」には学生自身が納得した様子で聞き入っていた。
引き続きこのテーマに関連して、日頃から音楽的アドバイスを頂いている八戸市出身のソプラノ歌手間口友美氏、並びに数多くの国際的コンクールに上位入賞しているピアニスト佐藤慎悟氏による演奏が催された。曲目はオペラのアリア、クリスマスソングや映画音楽迄多岐に渡った。間口氏はこの中で2曲ほどオーケストラのカラオケをバックに歌ったが、驚くべき事にマイクを一切通さないにも関わらず、その歌声は1番後ろの学生席迄ハッキリと聴こえた。学生達は、普段授業で味わえない生の迫力に大いに圧倒された様子であった。
また、佐藤氏のピアノ独奏による華麗な響きには、暫し夢心地の気分を味わった。このピアノ演奏中にハプニングが発生した。楽譜が途中で譜面台からずり落ちたのである!どうなる事やらと心配を尻目に、佐藤氏は平然と最後迄間違わずに演奏した。結局、氏は予め全てを暗譜していたのだった。恐るべきプロ魂!この格調高いクラシック演奏の合間に、小坂谷教授が息抜きと称し、エレキ三味線を使って「津軽じょんがら節」を弾いた。しかも曲想がロックに似ていると言って、途中から学生に手拍子をさせ“デイ―プパープル”の「スモークオンザウオーター」を三味線でかき鳴らしたのであった!学生達から笑い声が漏れたのは言うまでも無い。この合同授業に対する学生達のアンケートは極めて好評で、特に間口氏、佐藤氏の演奏には感動を新たにし、再びこのような授業を開催して欲しいとの意見が数多く寄せられた。
12月21日(金)、「青森県情報関連企業による出前研修」が開催され、冬季休業中にもかかわらず、2,3年生を中心に30名前後の学生が参加しました。研修会は、講師にNECソフトウェア東北株式会社 青森支社 支社長の木村 光 氏をお招きし、「ライフデザインと企業が求める人材像」と題して行われました。
説明中の木村氏
会場の様子
12月20日(木)、小林眞八戸市長が学校法人八戸工業大学を視察に訪れました。システム情報工学科では、山口准教授の「ETロボコン」や「はっち流騎馬打毬」の取り組みについて紹介しました。
ETロボコンの説明を聞く小林市長と藤田学長
はっち流騎馬打毬で使用するロボットを操作する小林市長
12月13日(木)、青森大学と合同で青森県内の情報関連企業を見学する「県内情報関連企業見学会」を開催しました。見学会には、青森県内の情報関連企業への就職を希望するシステム情報工学科2年生18名が参加し、ソフトウェア開発現場の見学、先輩とのネット対話、ケーブリングや発電機などの重要施設見学などを行いました。
- 見学先(見学順)
- (株)青森電子計算センター
- NECソフトウェア東北(株)青森支社
- NTT東日本(株)青森支店
(株)青森電子計算センターでの説明会
NECソフトウェア東北(株)青森支社での先輩との対話
12月10日、平成24年度 第2回 情報処理学会東北支部研究会がシステム情報工学専門棟2階のI208教室において開催されました。研究会では、システム情報工学科の4年生や電子電気・情報工学専攻の大学院生などの11件の発表が行われました。
学生による発表の様子