9月3~5日、八戸工業高等学校のインターンシップが行われ、システム情報工学科では6人の生徒が、コンピュータグラフィックス制作やスマートフォンで動作するゲームプログラミング、モデルベース開発体験などを体験しました。
internship
3日目のロボットアーム制御と画像処理実験の様子

8月28~30日の三日間、八戸工業大学キャンパスソフトハウスプロジェクト 2次募集メンバーの集合学習が実施されました。集合学習では、(一社)青森県情報サービス産業協会より派遣されたマルマンコンピュータサービス(株)の川崎成人氏が講師として指導に当たり、セキュリティ教育とその理解度テスト、自習課題の解説やデータベース基礎(SQL演習)などが行われました。学生達は、説明会で指示された自習課題の解答を持ち寄り解説を熱心に聞いていました。また、これからソフトウェアを開発するための遵守事項の誓約書を作成しました。
campussoft2

8月19日(月)~20日(金)、システム情報工学棟1階サイバーラボにおいて、青森県立三本木高校の2年生を招いて、モデルベース開発(Model Based Development)によるものづくり講座」が開かれた。2年生5名が参加して、スマートフォンに搭載する加速度センサーの設計に取り組んだ。加速度センサーの原理式から、Excelを用いて周波数特性、Matlab/Simulink(微分方程式を解くソフト)を用いて時間特性を求めた。それぞれの波形を見ながら、要求される計測範囲と周波数帯域に見合うように、可動部質量とバネ定数を決めることができた。
参加した生徒のコメント:「難しい内容で少し大学生に近づけた。」など
sannbonngiSSH
写真:加速度センサーの設計に取り組む生徒(August 20, 2013 サイバーラボ)

8月20日(火)、後期のタブレット端末を用いたシステム開発演習を行うため、システム情報工学専門棟2階の実験室の設備を更新しました。更新内容は、ネットワーク実習にも利用できるシリアルインターフェースを備えたパソコン41台、演習で開発したシステムを動作させるタブレット端末(NEXUS7)15台です。後期は、これらの設備を利用して提案書、設計書の作成からコーディング、実機テストまでの上流行程から下流行程までを学習することができる演習を行います。
kisojikkennshitu
更新作業中の様子

 8月2日(金)、システム情報工学専門棟2階 大学院講義室において、八戸工業大学「キャンパスソフトハウス」プロジェクトの2次メンバー募集説明会が行われ、プロジェクトの概要、参加学生に求める技術レベル、自習課題などについて説明がありました。説明会にはシステム情報工学科の1年生から3年生までの合計9名が参加し、皆熱心に説明を聞いていました。今後は、夏季休業中に渡された課題を自習し、8月28日~30日に行われる集合学習において、自習課題の解説や理解度のテスト、データベースの基礎知識確認などが行われ、9月から業務を開始します。
campussoft1

7月20日(土)、第64回大バドミントン大会が開催されました。この大会は八工大バドミントン愛好会が主催する大会で毎年2回春と秋に行われ、30年以上の歴史がある大会です。今回の大会も教職員、学生、OB・OGなど30名程度の参加者があり、システム情報工学科の学生も多数参加して楽しんでいました。また、大会後は恒例のビンゴ大会を行い、カップラーメン一箱やお菓子詰め合わせ、文具などの景品を目指して奮闘していました。
badminton-s1
<試合の様子>
badminton-s2
<試合後のビンゴ大会の様子>

 1学年の「情報基礎ゼミナール」という科目の発表会が7月1日(月)システム情報工学専門棟の3会場にて行われました。この科目は、新入学生に対する導入教育として、また各教科のレポート課題や卒業研修などにおける文章作成・発表能力の習得を目的としており、8人程度のグループに分かれて一つのテーマについて調査・発表を行います。今年度のテーマは、「東日本大震災の復興状況について」であり、5月には宮古市田老や野田村などの被災地を訪れて情報収集を行いました。また、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)を用いて震災当時の情報を補いました。
seminar1
seminar2

6月21日(金)、八戸工業大学システム情報工学専門棟1階において、計測自動制御学会東北支部 第281回研究集会が開催され、本学や東北大学、弘前大学、八戸高等専門学校など学内外から21件の発表がありました。システム情報工学科からは4年生の横浜 和也 君(八戸西高校出身)、馬場 真 君(南部工業高校出身)、本学科出身で博士前期課程(大学院)の濤岡 貴紀 君(八戸工大一高出身)、澤里 貴大 君(久慈高校山形校出身)が発表しました。また、本学機械情報技術学科から5件、電気電子システム学科から3件の発表もありました。4年生は、初めての発表で緊張していたようですが、他大学の先生方の質問に対して熱心に答えていました。
SICE

6月15日(土)、八戸北高等学校のSSH情報実習が本学科で行われ、八戸北高の1年生45名が参加しました。これは、文部科学省が指定する SSH(スーパーサイエンスハイスクール)で行われる教育の一環として実施されたものです。生徒は、午前中にロボットの制御(コン トロール)やWebカメラを用いた画像処理について学び、午後はHTML5を用いたスマートフォン(Android)向けのゲームを制作しました。
また、この実習において本学科を卒業した大学院生4名がTA(ティーチングアシスタント)として指導にあたりました。

kitaSSH1
<ロボットの制御実験>
kitaSSH2
<HTML5を用いたスマートフォン向けゲーム制作>

 6月11日、小坂谷壽一教授によるシステム情報工学科の合同授業(1,2年生、計140名対象)が実施された。授業のテーマは「自動採譜装置の進化」で、この装置が出来上がるきっかけから応用展開に至るまで、最新の事例を交えて紹介された。引き続きこのテーマに関連して、日頃から音楽的アドバイスを頂いている八戸市出身の西川流(日本舞踊、小唄・端唄)名取り西川鯉一二先生(八戸市文化功労者)、並びに津軽三味線全国大会三年連続優勝者の松田隆行先生(八戸文化大使)による演奏と踊りが披露された。学生達は、普段授業では味わえない優雅な踊りと生演奏の迫力に大いに感銘を受けた様子であった。この合同授業に対する学生達のアンケートは極めて好評で、再びこのような授業を開催して欲しいとの意見が数多く寄せられた。
西川先生2m
<西川先生による踊り>
松田先生2m
<松田先生による演奏>

 合同授業終了後、お二人の先生方は「自動採譜装置」の在るメデイアスタジオに移動し、松田先生がエレキ三味線を弾いて「津軽じょんがら節」を含む数曲の採譜作業を行った。その結果、松田先生の感触では「南部俵積唄」は、ほぼ100%の精度で採譜、「津軽じょんがら節」は、80~85%の精度での採譜率との事であった。小坂谷教授は、今後、数カ月に1回程度、松田先生に採録をお願いし、更に装置の精度向上に努めたいと話されていた。今後の、進展を大いに期待したい!
メデイアスタジオにて自動採譜装置で録音風景1m
<自動採譜装置による録音風景①>
録音風景2m
<自動採譜装置による録音風景②>