平成16年度卒業生がシステム情報工学専門棟横に植樹したシダレザクラが開花しました。4年前と比べて高さも枝の数も大きく成長し、これからも毎年花をつけるのが楽しみです。
4月30日、栗原学科長と小玉講師の2名で、地元IT企業のサクサシステムエンジニアリング株式会社を訪問しました。昨年度は、サクサシステムエンジニアリング株式会社へ本学の卒業生7名(本学科卒業生4名)が入社し新入社員の3割強を占めます。現在は、八戸インテリジェントプラザにおいて研修中で、他の新入社員とこれからの業務に必要な知識や技術を学んでいます。卒業生は、大学とは違った厳しさに戸惑いながらも充実した社会人生活を送っているようです。
本学科併任教授の小坂谷壽一教授が戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)に「地域伝統音楽(津軽三味線、南部三味線)保存用自動採譜装置に関する研究開発」という課題名で採択されました。
この研究は、青森県伝統楽器の津軽三味線や南部三味線の音を、取り付けたピックアップで取得し自動的に譜面を作成する「自動採譜装置」を提案するもので、音源の解析から採譜、譜面の記録に関する基礎技術を確立するとともに、他の楽器や音源などに対する自動採譜への応用を図るものです。
<電子楽譜>
2月22日(金)、八戸グランドホテルにて平成19年度八戸工業大学課外活動表彰伝達式が行われました。団体の部では、I科2年生の棟方愛理さんが部長を勤め父兄後援会会長賞を受賞した「吹奏楽部」を始め体育会・文化会合わせて10団体が表彰されました。また、個人の部では以下のI科学生7名を含む体育会51名、文化会23名が受賞しました。さらに、長年サークル活動の指導に携わってきた松坂知行教授と尾崎康弘教授が指導者賞を受賞しました。
伝達式後の懇親会では少林寺拳法部が演舞を行い見事な技を披露してくれました。
- 体育会
- 優秀選手賞
- 鈴木智博(少林寺拳法部)
- 努力賞
- 赤坂知恵(女子バスケットボール部)
- 優秀選手賞
- 文化会
- リーダーシップ賞
- 黒川裕司(情報科学研究部)
- 努力賞
- 三澤恵子(アーツテック研究部)
- 柳沢桂子(アーツテック研究部)
- 遠藤俊介(吹奏楽部)
- 川本秀明(吹奏楽部)
- リーダーシップ賞
<受賞の様子>
<尾崎教授の挨拶>
<少林寺拳法部の演舞>
平成19年度卒業生(現4年生)一同が卒業記念品として絵画を寄贈することになり、学科の教室や廊下への設置が完了しました。寄贈される絵画はクリスチャン・リース・ラッセン作「Indigo Night」と黒川紀章作「情報の樹」の2作品です。記念品を担当している太田友洋君、志田雄介君、嶋森大介君の3人は、初めての経験に悪戦苦闘しながらも何度も地元の画廊へ通い設置することができました。
システム情報工学科専門棟2階にあるキャリアプラン室の設備が強化されました。この部屋は、就職関係の資料が置かれており、学生は朝から晩まで自由に利用することができます。今回強化された設備は、MSOfficeなどのアプリケーションを備えたパソコン6台とコピー機などです。また、情報関係や教養試験、SPIなどを中心に参考書も揃え、CGやネットワーク、DTP、組込みなどの分野の雑誌も定期購入を始めたので読むことができるようになりました。
8月25,26日の両日、八戸市東体育館を会場に第33回八戸市長杯争奪北奧羽卓球選手権大会が開催されました。この大会は八戸市を中心に東北全域から参加者があります。
大会初日は一般男女の個人戦、2日目は男女の団体戦が行われ、一般男子シングルスの部では231名もの参加者の中から本学科4年生の神山彰弘君が強豪を蹴散らし見事優勝しました。神山君は去年に引き続き2年連続2回目の優勝になります。また、男子団体では八工大クラブ、女子団体では東奥学園高がそれぞれ優勝しました。
※左 から「はさみ五目並べ」「立体四目並べ」「栗拾い競争」の思考ゲーム
23日の東奥日報に本学科の苫米地教授の記事が掲載されました。記事は東奥日報が企画している青森県や青森県立地の各研究機関、大学などが有するシーズを総合的に発信する「あおもり一押し技術シーズ」の中のひとつで、「創作ゲームで脳を鍛える」と題して「はさみ五目並べ」「立体四目並べ」「栗(くり)拾い競争」など、苫米地研究室で研究している思考ゲームが小・中・高・大の若者から高齢者までの脳を鍛える手段として有効であることが記載されています。
東奥日報の記事
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/ichioshi/0823b.html
7月16日(月)、第33回少林寺拳法青森県大会が青い森アリーナで開催され、システム情報工学科1年の堀子あゆみさん(写真:向かって右)が一般女子段外の部で見事な優勝を飾りました。
少林寺拳法全国大会が始まって60周年という節目にあたることもあって、今年の青森県大会はこれまでにも増して盛況でした。一段とピリピリした雰囲気のなかで新入生ながら初めての公式大会で優勝を勝ち取ったことは快挙といえます。情報系の学生というと、コンピュータにただ向かっているだけというイメージがあるが、こうした女性の活躍で払拭されることでしょう。