11月3日(土)、東奥日報に山口研のETロボコン全国大会(ETロボコン2012チャンピオンシップ大会)出場の記事が掲載されました。
 なお、全国大会は11月14,15日にパシフィコ横浜にて行われます。

 10月17日(水)、システム情報工学専門棟にて青森県情報サービス産業協会と八戸工業大学の連携・協力協定締結式が行われ、八戸工業大学「キャンパスソフトハウス」プロジェクトが始動ました。協定締結式では、大平舜 君(新潟県十日町高校出身)が「商品価値のあるソフトウェアづくりを目指し、期限内の納品に全力を尽くすことを誓います」と宣誓していました。
 このプロジェクトは協定に基づく事業の第1弾としてスタートし、ソフトウェアの開発方法などの事前研修を受け、セキュリティ契約を結んだシステム情報工学科の1~3年生の7名が参加しています。
 協定締結式後には、新設した学科内の開発室にて業務に関する打ち合わせを行い、早速作業に取り組んでいました。

大平君の宣誓

協定締結式

開発室で打ち合わせに臨む学生達


事務室の窓辺に置く鉢植えのハイビスカス。
毎年、一輪、しかも一日だけ咲きます。今年のその日は、
9月26日(水)でした。
朝に咲いて、夕方にはさっさと萎んでしまいました。
一日花。
花言葉は「常に新しい美」とのこと。
なんだか深読みしてしまいますね。
 
 

9月29日(土)、久慈市の久慈地区合同庁舎において、エネルギー環境システム研究所の公開講座が行われ、本学科の小玉成人講師が「最近噂の風力発電をもっと良く知ろう」と題して講演を行いました。講演では、ハンディ風速計や手回し発電機などを用いた体験も取り入れ、風力発電の利点から現在の状況、仕組み、課題等について解説しました。


講演の様子

 ETロボコン2012の東北地区大会が9月22日、いわて県民情報交流センター(盛岡市)で開かれ、福島県を除く東北5県から計26チームが参加し、自走ロボットの速さと制御の正確さを競いました。
 本学科からは山口研究室のチーム「ヒット&ラン」が参加し、総合3位の成績で11月に横浜で開かれる全国大会(チャンピオンシップ大会)への出場権を獲得しました。
 全国大会への出場を勝ち取った学生たちは、互いの健闘をたたえあうと共に、全国大会に向けて更なる努力を誓い合っていました。

 八戸工業大学「キャンパスソフトハウス」プロジェクトが始まりました。このプロジェクトはプログラマーとしての報酬を伴う業務を学生に橋渡しするものです(図)。システム情報工学科と(一般社団法人)青森県情報サービス産業協会(AISA)が連携して運営に当たります。まず、AISA傘下の企業から講師が派遣され、学生はソフトウェア開発業務の初期教育を受けます。次に、初期教育をクリアした学生は、守秘義務などの契約を結んだ後に業務発注を受けます。そして、所定の期間内にプログラムを制作し、納品して報酬を受け取ることとなります。
 このプロジェクトのねらいは、より実践的なプログラミング力の育成、専門技術を活かす学生アルバイトの誘致、そして企業家マインドの醸成です。
 2012年8月3日(金)、AISAからマルマンコンピュータサービス(株)の川崎成人氏が派遣され、初期教育の一つである自習課題に関する説明会が実施されました。我こそはという学生17名が集まり、ソフト開発環境や今後の進め方などの疑問点を熱心に質問していました(写真)。次回は8月末で、自習課題の解答(プログラム)を持ち寄って、初期教育の実習が行われる予定です。


プロジェクトの概要(クリックで拡大表示されます)


初期教育(その1):自習課題についての説明会


質疑応答の様子

6月9日、青森県教育委員会が主催する「キャリアサポートプログラム」に、システム情報工学科3年生2名(板橋雅史君(東北高校出身)、横浜和也君(八戸西高校出身))とバイオ環境工学科2年生2名がボランティアとして参加しました。キャリアサポートプログラムは、県教育委員会から座学と演習からなる研修を受けた大学生が高校を訪問し、勉強やサークル活動など自らの体験を交えて高校生と交流する社会貢献プログラムです。対話中心のワークショップを通して、高校生の「本気」「やる気」を引き出すと同時に、大学生の「コミュニケーション」「コーチング」「ファシリテーション」の能力をスキルアップすることを目的としています。プログラムに参加した板橋雅史君は、「はじめは皆が緊張しましたが、いざ始まるとのびのび活動できた経験を生かし、次回に向けスキルアップして行きたい」と話していました。


ワークショップでの横浜和也君(八戸西高校出身、右から2人目)

平成23年度卒業生(現4年生)一同が卒業記念品として絵画を寄贈することになり、学科の廊下への設置が完了しました。寄贈される絵画は、鷹山宇一作の銅版画「高原の静物」です。記念品を寄贈した九島新君、小野寺峰志君を始めとする担当者は、初めての経験に悪戦苦闘しながらも何度も地元の画廊へ通い設置することがで きました。

11月12,13日、宮城県栗原市にある若柳総合体育館で開催された「第31回東北学生卓球連盟加藤杯争奪新人選手権大会」のダブルスにおいて、 システム情報工学科3年生の本田翔悟君とバイオ環境工学科1年生の吉野裕規君のチームが優勝しました。

10月22,23日、新青森県総合運動公園「マエダアリーナ」において「あおもりICTクラウドフェスタ」が開催され、「クラウドフォーラム」、「クラウドコンテスト」、「クラウドフェア」の3つのイベントが行われました。

「クラウドコンテスト」では、デジタル・コンテンツ・コンテストのCG静止画部門において、今年3月にI科を卒業した研究生の斉藤淳紀君の作品「青森の名峰を臨む日常」が最優秀賞を受賞しました。また、フェイト部門(動画)において、I科4年の細越英成君の「フェイト in ストップモーション」が優秀賞を受賞しました。さらに、あおもりムービーコンテスト2011・Rにおいて、小玉研究室のメンバーによる動画「八戸は元気です」が一般審査のエムコン賞を受賞しました。

この他、「クラウドフェア」のアカデミックゾーンにおいて、小坂谷壽一教授が「伝統音楽(津軽三味線)保存用自動採譜装置」を出展し、青森テレビ放送、青森朝日放送の取材を受けていました。


会場となった新青森県総合運動公園「マエダアリーナ」


デジタル・コンテンツ・コンテスト CG静止画部門 最優秀賞
「青森の名峰を臨む日常」
斉藤 淳紀(伊藤研究室、五所川原工業高校出身)
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デジタル・コンテンツ・コンテスト フェイト部門(動画) 優秀賞
「フェイト in ストップモーション」
細越 英成(伊藤研究室、八戸工業高校出身)
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あおもりムービーコンテスト2011・R エムコン賞(一般審査)
「八戸は元気です」
小玉研究室(九島 新(鷹巣高校出身)、佐々木 了(むつ工業高校出身)、田村 亮祐、古川 優人(八戸工業高校出身))
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自動採譜装置実演


ブース前にて