9月17日(月)、八戸工業大学キャンパスソフトハウスプロジェクトのセキュリティ教育が行われました。この研修会には、これまでの研修を終えた1~3年のシステム情報工学科学生7名が参加し、個人情報の取扱いや情報セキュリティなどについて学び、これからソフトウェアを開発するための遵守事項の誓約書を作成しました。
8月28~30日の三日間、八戸工業大学キャンパスソフトハウスプロジェクトの集合学習が実施されました。集合学習では、(一社)青森県情報サービス産業協会より派遣されたマルマンコンピュータサービス(株)の川崎成人氏ほか2名が講師として指導に当たり、自習課題の解説やデータベースの基礎の確認、ソフトウェア開発に利用するJavaの講習などが行われました。学生達は、説明会で指示された自習課題の解答を持ち寄り解説を熱心に聞いていました。また、ソフトウェア開発受託に向けて、利用するソフトウェア開発環境などを確認していました。
八戸工業大学「キャンパスソフトハウス」プロジェクトが始まりました。このプロジェクトはプログラマーとしての報酬を伴う業務を学生に橋渡しするものです(図)。システム情報工学科と(一般社団法人)青森県情報サービス産業協会(AISA)が連携して運営に当たります。まず、AISA傘下の企業から講師が派遣され、学生はソフトウェア開発業務の初期教育を受けます。次に、初期教育をクリアした学生は、守秘義務などの契約を結んだ後に業務発注を受けます。そして、所定の期間内にプログラムを制作し、納品して報酬を受け取ることとなります。
このプロジェクトのねらいは、より実践的なプログラミング力の育成、専門技術を活かす学生アルバイトの誘致、そして企業家マインドの醸成です。
2012年8月3日(金)、AISAからマルマンコンピュータサービス(株)の川崎成人氏が派遣され、初期教育の一つである自習課題に関する説明会が実施されました。我こそはという学生17名が集まり、ソフト開発環境や今後の進め方などの疑問点を熱心に質問していました(写真)。次回は8月末で、自習課題の解答(プログラム)を持ち寄って、初期教育の実習が行われる予定です。
初期教育(その1):自習課題についての説明会
質疑応答の様子