12月1日、AVホールにおいて、本学科の小坂谷壽一教授が担当するシステム情報工学科1年の情報学概論、同3年のパターン情報処理を受講する学生約120名を対象に、エレキ三味線と自動採譜装置の紹介と実際にその装置を使ってライブ演奏を行なった。
演奏者は、元東京音楽大学講師の佐藤純さんでキーボードとボーカルを担当し、一方ウルスラ学院講師の斉藤香織さんがバイオリンを担当した。お二人は、ジャズ、クラシック、民謡、J-ポップと多岐に亘る演奏を披露した。途中、小坂谷教授がPPTで研究紹介しながら、津軽三味線からエレキ三味線(サンプル品)に持ち替えて宮城県民謡「さんさ時雨」~「スモーキングブギ」~「リベルタンゴ」を披露した。「リベルタンゴ」では最初バイオリンとピアノで「正調リベルタンゴ」を演奏し、次にエレキ三味線、ピアノ及びリズムボックス(コンピュータで予めドラム音を入力して再生)を使用して「津軽三味線風リベルタンゴ」を演奏した。この初めて(同一曲を楽器を変えての比較演奏)の試みに学生達は満足した様子で、終了後のアンケート結果も概ね好評だった。
今回、感性デザイン学科の関川浩志先生と同研究室所属の学生が手作りの照明を舞台上にアレンジし、演奏曲の曲想や雰囲気に合わせて照明の色や動画の背景色を効果的に変えた。この結果「音と色彩のコラボ」が実現し、聴衆は一層の感動を覚えた事は想像に難くない。
小坂谷教授は、「自動採譜装置」に使用するエレキ三味線(スケルトン仕様)を、「次回以降完成状況を見て披露したい。」と話している。
11月21日(金)に平成20年度 卒業研修中間発表会が開催されました。卒業研修は、4年生が1年間かけて一つのテーマについて研究し、それらをまとめて卒業論文を作成する講義です。当日は、就職活動中の学生を除いたシステム情報工学科4年生76名が4月からの研究成果を発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。
7月29日(火)、平成20年度の情報専門ゼミナールの発表会が行われました。この講義は、これまで習得してきた技術や知識を活用し、必ずしも解が一つでない課題(地域社会での問題)に対して実現可能な解を見つけ出していく能力(エンジニアリングデザイン能力)を習得することを目的とするものです。学生は半年かけて作成した映像やWebコンテンツなどの作品を発表し、活発に意見交換を行っていました。
写真は、システム情報工学専門棟4階の103インチのプラズマディスプレイを備えたハイビジョンシアターでの発表の様子です。
小坂谷教授担当授業であるI科2年の産業情報論、K科1年先端テクノ、電子電気・情報専攻科院1年マルチメデイア工学特論の中で、共通内容である題記先端技術を紹介するとともに、その装置を使って7月7日AVホールで実演した。演奏者は斉藤香織氏(ウルスラ学院講師)、佐藤純氏(南部民謡保存協会・元東京音楽大学講師)で、ジャズ、クラシック、民謡、J-ポップと多岐に渡り演奏した。特に民謡では学生の手拍子が入った。最後に記念撮影を行い、学生の出席確認代わりにアンケート用紙に記名で感想を記載して貰った。アンケートの結果は概ね好評で、このようなコンサート形式の授業継続を希望する学生が90%近かった。今回、3台の「電子楽譜」を使用して演奏会を実施しようとしたが、2名の演奏者が「電子楽譜」に不慣れだった為、小坂谷教授のみが「電子楽譜」を使用した。一方、「エレキ三味線」はサンプル品の入荷が間に合った為、民謡コーナーで披露した。「自動採譜装置」は、次回以降完成度を見て、披露する予定である。
今週末(5/15,16)に行われる平成20年度新入生オリエンテーションのためのガイダンスが行われました。オリエンテーションは、課外研修活動を通して新入生・上級生および教職員と親睦を深め、大学生としての自覚と連帯を育成するもので授業の一環として行われます。ガイダンスでは、担任の嶋脇准教授より当日の日程や注意事項、資料収集に用いるデジカメの使い方などについて説明が行われました。今回のオリエンテーションでは白神山地、十二湖、三内丸山遺跡などを見学し、この内容を基に情報基礎ゼミナールの講義において発表します。
【オリエンテーションのコース概要】
■5月16日
大学出発 →立佞武多の館(昼食)→ サンタランド白神・ブナ林・十二湖散策→「深浦観光ホテル」にて交流会、宿泊
■5月17日
「深浦観光ホテル」出発 →三味線会館(三味線生演奏、昼食) →三内丸山遺跡見学→大学帰着
2月12日(火)、平成19年度 卒業研修発表会が開催されました。システム情報工学科4年生92名が4月からの研究成果をまとめて発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。
10月26日(金)に平成19年度 卒業研修中間発表会が開催されました。システム情報工学科4年生92名が4月からの研究成果をまとめて発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。
7月25日から行われていた前期定期試験の最終日7月31日(火)に4年生の情報専門ゼミナールの発表会が行われました。この講義は、エンジニアリングデザイン能力の育成を目指してある課題に対する解決策を提案し、それをこれまで培ってきたIT技術(動画コンテンツ作成など)を用いて解決するものです。学生たちは半年間でテーマや問題点の抽出、解決策の提案やコンテンツ作成を行いその成果を発表しました。それぞれ個性的なコンテンツを作成しており、優秀なコンテンツには聴講している学生たちから拍手が送られていました。