9月27日(金)、(株)日立パワーソリューションズ 情報・制御システム本部 副本部長の川上道雄氏と本学科出身で同じく(株)日立パワーソリューションズの川口千尋氏をお招きしてOB講演会を実施しました。講演会では、川上氏が会社概要などについて説明し、その後川口氏が自身の就職体験を交えた講演を行いました。学生達は、本学出身者の講演であったこともあり、熱心に聞いていました。
川上道雄氏
本学科出身の川口千尋氏
9月20日(金)、後期の応用実験Ⅱ(3年生)がスタートしました。今年度からは、八戸市内のIT系企業 (株)サンライズ・エー・イー の市川昇氏、角田静氏を非常勤講師としてお招きして、Androidタブレット+ICカードを使用したアプリケーションプログラムの作成を行います。初日の今日は、システム開発の基礎知識やシステム要求仕様の説明、サンプルアプリケーションの実行、チーム毎のテーマ検討などを行いました。
利用するAndroidタブレット
講義中の様子
1学年の「情報基礎ゼミナール」という科目の発表会が7月1日(月)システム情報工学専門棟の3会場にて行われました。この科目は、新入学生に対する導入教育として、また各教科のレポート課題や卒業研修などにおける文章作成・発表能力の習得を目的としており、8人程度のグループに分かれて一つのテーマについて調査・発表を行います。今年度のテーマは、「東日本大震災の復興状況について」であり、5月には宮古市田老や野田村などの被災地を訪れて情報収集を行いました。また、国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)を用いて震災当時の情報を補いました。
6月11日、小坂谷壽一教授によるシステム情報工学科の合同授業(1,2年生、計140名対象)が実施された。授業のテーマは「自動採譜装置の進化」で、この装置が出来上がるきっかけから応用展開に至るまで、最新の事例を交えて紹介された。引き続きこのテーマに関連して、日頃から音楽的アドバイスを頂いている八戸市出身の西川流(日本舞踊、小唄・端唄)名取り西川鯉一二先生(八戸市文化功労者)、並びに津軽三味線全国大会三年連続優勝者の松田隆行先生(八戸文化大使)による演奏と踊りが披露された。学生達は、普段授業では味わえない優雅な踊りと生演奏の迫力に大いに感銘を受けた様子であった。この合同授業に対する学生達のアンケートは極めて好評で、再びこのような授業を開催して欲しいとの意見が数多く寄せられた。
<西川先生による踊り>
<松田先生による演奏>
合同授業終了後、お二人の先生方は「自動採譜装置」の在るメデイアスタジオに移動し、松田先生がエレキ三味線を弾いて「津軽じょんがら節」を含む数曲の採譜作業を行った。その結果、松田先生の感触では「南部俵積唄」は、ほぼ100%の精度で採譜、「津軽じょんがら節」は、80~85%の精度での採譜率との事であった。小坂谷教授は、今後、数カ月に1回程度、松田先生に採録をお願いし、更に装置の精度向上に努めたいと話されていた。今後の、進展を大いに期待したい!
<自動採譜装置による録音風景①>
<自動採譜装置による録音風景②>
2月6日(水)、平成24年度 卒業研修発表会がシステム情報工学専門棟の2つの会場に分かれて開催されました。発表会では、システム情報工学科4年生が4月からの研究成果をまとめて発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。
発表の様子
A会場記念写真
1月17日(木)、平成24年度の情報専門ゼミナール発表会(3年生)が行われました。この講義は、これまで習得してきた技術や知識を活用し、必ずしも解が一つでない課題(地域社会などでの問題)に対して実現可能な解を見つけ出していく能力(エンジニアリングデザイン能力)を習得することを目的とするものです。学生は半年かけて作成した映像やプログラム、Webコンテンツなどの作品を発表し、活発に意見交換を行いました。
12月20日(木)、小坂谷壽一教授による合同授業が実施され、システム情報工学科1,2年生約140名が受講した。授業のテーマ「電子楽譜(ひょうたんから駒!)」で、この装置が出来上がるきっかけから応用展開に至るまで、エピソードを交えて紹介した。特に締めの言葉の「偶然は必然なり!」、「自分の可能性に自ら蓋をするな!」には学生自身が納得した様子で聞き入っていた。
引き続きこのテーマに関連して、日頃から音楽的アドバイスを頂いている八戸市出身のソプラノ歌手間口友美氏、並びに数多くの国際的コンクールに上位入賞しているピアニスト佐藤慎悟氏による演奏が催された。曲目はオペラのアリア、クリスマスソングや映画音楽迄多岐に渡った。間口氏はこの中で2曲ほどオーケストラのカラオケをバックに歌ったが、驚くべき事にマイクを一切通さないにも関わらず、その歌声は1番後ろの学生席迄ハッキリと聴こえた。学生達は、普段授業で味わえない生の迫力に大いに圧倒された様子であった。
また、佐藤氏のピアノ独奏による華麗な響きには、暫し夢心地の気分を味わった。このピアノ演奏中にハプニングが発生した。楽譜が途中で譜面台からずり落ちたのである!どうなる事やらと心配を尻目に、佐藤氏は平然と最後迄間違わずに演奏した。結局、氏は予め全てを暗譜していたのだった。恐るべきプロ魂!この格調高いクラシック演奏の合間に、小坂谷教授が息抜きと称し、エレキ三味線を使って「津軽じょんがら節」を弾いた。しかも曲想がロックに似ていると言って、途中から学生に手拍子をさせ“デイ―プパープル”の「スモークオンザウオーター」を三味線でかき鳴らしたのであった!学生達から笑い声が漏れたのは言うまでも無い。この合同授業に対する学生達のアンケートは極めて好評で、特に間口氏、佐藤氏の演奏には感動を新たにし、再びこのような授業を開催して欲しいとの意見が数多く寄せられた。
11月21日(水)、日本マイクロソフト(株)技術統括部ビジネスディベロップメントマネージャーの田丸健三郎氏をお招きし、「コンピュータ社会の未来(10年後)」と題してご講演頂きました。講演会では、システム情報工学科1,2年生を対象に、マイクロソフトが描く2020年の世界やその中で使用されているテクノロジーなどについて紹介されていました。学生達は、未来の技術を中心とした興味深い内容だったため熱心に聞いていました。
講演中の田丸健三郎氏
会場の様子
11月8日(木)、八戸工業大学システム情報工学科の「平成24年度 卒業研究中間発表会」が開催されました。卒業研究は、4年生が1年間かけて一つのテーマについて研究し、それらをまとめて卒業論文を作成する講義です。当日は、3会場に分かれて発表会が行われ、システム情報工学科4年生が4月からの研究成果を発表し、それに対して活発な質疑応答が行われました。
発表の様子
質疑応答の様子
6月1日(金)、八戸工業大学OBで(株)サンライズ・エー・イー第一開発部部長の市川昇氏をお招きし、「アンドロイドアプリ技術開発について」と題してご講演頂きました。講演会では、システム情報工学科1,2年生を対象に、アンドロイドの概要やその最新技術動向、(株)サンライズ・エー・イーで開発したアンドロイドアプリを例にアプリケーション開発に必要な知識や注意点について簡単に解説されていました。学生達は、本学OBの講演であり、題材も興味深いものだったため熱心に聞いていました。
講演された市川昇氏
講演会の様子